【白ワイン】トレス マリアス ヴィーニョ ヴェルデ ブランコ カーヴェス ド カザリーニ　/　Caves do Casalinho Três Marias Branco

11世紀から続くポルトガル北部ミーニョ地方の伝統的な"緑のワイン"。カメロ家とファリア家が1944年に設立したカーヴェス・ド・カザリーニョが手掛ける高品質なヴィーニョ・ヴェルデです。

淡い緑がかった外観から、レモンやライムの爽やかな柑橘香にフレッシュなリンゴのアロマが溶け合います。土着品種アリント（30%）の芳香性、ロウレイロ（30%）の月桂樹の香り、トラジャドゥーラ（20%）のボディ感、アザル（20%）の綺麗な酸が絶妙なハーモニーを奏でます。

わずかな微発泡と9.5%という低アルコールが生む軽やかな口当たり。花崗岩土壌由来の繊細なミネラルがクリスタルのような透明感を演出し、清涼感あふれる味わいを引き立てます。

魚介のカルパッチョや生牡蠣、軽いサラダなど、爽やかな料理との相性が抜群。「そよ風のような」心地よさで、特に暑い季節の食卓を彩る理想的な1本です。

このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

ヴィーニョ・ヴェルデ（Vinho Verde）の生産地域は、ポルトガル最北部のミーニョ（Minho）地方に広がり、その総面積7,000平方キロメートルは世界有数の原産地呼称区域です。この地域の中心地、サント・アドリアン・デ・ヴィゼラ（Santo Adrião de Vizela）に本拠を構えるカーヴェス・ド・カザリーニョ（Caves do Casalinho）は、花崗岩質の土壌が特徴的なヴィゼラ川流域に位置しています。この地は11世紀の史料にも葡萄の名産地として記されており、長い歴史を持つワイン産地です。
1944年にカメロ家とファリア家により創設された同ワイナリーは、現在3世代目が経営を担っています。ヴィーニョ・ヴェルデを中心に、ダン（Dão）やドウロ（Douro）など、複数の産地でワインを手掛け、国内外のコンクールで高い評価を獲得しています。近代的な醸造設備を積極的に導入し、品質の向上と生産量の拡大を両立させています。

※写真はイメージです