【赤スパークリングワイン】カンティーナ フォルミージネ ペデモンターナ / ロッソ・フォスコ・アマービレ　ランブルスコ　スパークリングワイン/ Formigine Pedemontana Rosso Fosco Lambrusco Grasparossa di Castelvetro Amabile

1600年の歴史を誇るイタリアの伝統的スパークリングワイン、ロッソ・フォスコ・アマービレをご紹介します。クラシカルな製法を守り続けるカンティーナ・フォルミージネ・ペデモンターナが手掛ける逸品です。

鮮やかなルビー色の外観から、ブルーベリーやラズベリーの華やかなベリー系のアロマに、スミレやバラの優美なフローラルノートが重なります。15℃での低温発酵とマロラクティック発酵の意図的な抑制により、リンゴ酸由来のフレッシュな酸を際立たせる独自の醸造手法を採用しています。

アルコール度数8%、残糖度50g/Lという絶妙なバランスで、柔らかな甘みと爽やかな酸が調和。2.06バールの繊細な泡立ちが、滑らかな舌触りを演出します。ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ100%による、DOC規格の本格的な味わいが特徴です。

食前酒としてはもちろん、生ハムやサラミ、パルミジャーノ・レッジャーノなど地元エミリア・ロマーニャの伝統食材との相性も抜群。95%以上が甘口タイプという現代のランブルスコ市場にあって、伝統的なスタイルを守り続ける貴重な1本です。

このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

ワイナリー　カンティーナ・フォルミージネ・ペデモンターナ

イタリアワインの歴史に、素敵な出会いの物語があります。1920年、二つの造り手の思いが重なって生まれたのが、このカンティーナ・フォルミージネ・ペデモンターナ。今では340人もの造り手が集まる、にぎやかな家族のような組合に成長しました。

600ヘクタールを超える広大な畑から、年間100万本以上のワインが生まれています。でも数字だけが自慢じゃありません。1600年から受け継がれてきた本物のランブルスコの味を守り続けているんです。2006年には最新の醸造所も完成。地域の造り手たちも、ここで大切なワインを瓶詰めしています。

特別なのは、その造り方。低温でじっくり時間をかけて旨みを引き出し、二段階の発酵で複雑な味わいを作り上げます。世界中で甘いランブルスコが主流の中、彼らは「本物の味」にこだわり続けています。

「ランブルスコ種が持つ美しい酸を活かしたい」。そんな想いと、手頃な価格で本物の味を届けたいという願いが、この造り手たちの原動力なんです。